いろんな日常

アラフォー妻が徒然に書いています。

雷雲と飛行機

昨夜のカミナリと雨はすごかったですね。
ちょうど羽田空港から出発する飛行機の機内にいたのですが、新橋方面とおぼしきところ(雨雲の影響か東京湾の対岸が見えませんでした)で稲妻が何本も見え、飛行機の離陸待ちで10本くらいは稲光を見ました。

幼い娘と高所恐怖症の夫を両脇にかかえ、一人ワクワクするわたし。

そのうち、雷雲は飛行場の上空に。
それまでは持ちこたえていた天気も、洗車機の中のような大雨に!
風もビュービュー吹き始め、機体が少し揺らされていました。
カミナリが何度も落ちているのに、機内に音は一切聞こえてきません。
それだけ飛行機のエンジン音が大きいのでしょう。

カミナリの合間をぬってようやく離陸。
無事目的地に着くことができました。

今回の旅行で学んだことがあります。
それは、飛行機内ではあまり実況してはいけないこと。

高所恐怖症の夫は、いつも着陸体制にはいるまで真っ青です。
着陸体制にはいると、高いところから降りて地面が近くなるので安心できるようなのですが、それまではいつも手に冷や汗を握りしめて真っ青な顔でいます。
そんな人間に、外で稲妻が何本も見えるなんてことを伝えられません。
しかし、他の家族はそんなことお構い無く
「わあー!カミナリたくさん落ちてるー!」
「また落ちるかなぁー!」
とおしゃべりしているのです。

う~ん…落ちるとか落ちるとか落ちるとか、いまは言わないで欲しい…と、受験生の親のようにヤキモキしてしまいました。

どうか、高所恐怖症のヒトもいることを配慮した音量でおしゃべりしてもらいたいものです。

ちなみに、夫の他にも高所恐怖症のお子さんがいたようで、彼女は着席してからあーあー言いながら泣いていました。離陸してもけっこう長い時間あーあー言いながら泣いていました。
お互いによく頑張りましたね。
とお互いに誉めてあげたいところです。